歯並びが悪いことをきっかけに矯正治療を始められる方は多くいらっしゃるでしょう。もちろん歯列矯正は見た目も治療後の大きな変化の一つです。しかし、実際には見た目以上のことを適正な状態にしているのです。それは噛み合わせや発音などの機能面です。
受け口や出っ歯などの不適切な噛み合せ、前後に乱れて生えた乱ぐいなどを治療することが出来ます。そして、それによって
顎に負担を掛けない咀嚼や、メインテナンスがしやすいお口を手に入れることが出来ます。歯並びによって問題を指摘されたことのある患者さんは、当院で歯列矯正についてぜひご相談ください。
矯正治療は歯を動かす器具のイメージが強いですが、ワイヤー矯正は正確には第2期の治療となります。第2期は顎の成長が止まった段階で行う治療です。その前の第1期は顎が成長中の学童期に行います。主に、顎の幅を広くしたり、噛み合わせを正したりします。顎の成長する力を利用してゆっくり行います。
子どものうちに矯正を行うことで、適切な発音や顔の成長に対する影響を未然に防ぐことが出来ます。また、第1期治療を行うことで、第2期の治療が必要でなくなる場合もあります。
矯正治療は早くから始めるほど、治療の選択肢が多くなります。お子様のお口の成長はぜひ歯のプロにお任せください。
初診時にカウンセリングを行います。治療の必要性や適切な治療の開始時期、治療期間及び費用の概略について説明致します。小・中・高校生の方は、保護者の方とご来院ください。
歯の型を採取し、お顔やお口の中の写真撮影、パノラマレントゲン写真撮影など、診断のために必要な検査を行います。
歯の模型や検査結果に基づいて治療方法のご提案をいたします。詳しい説明も合せていたします。ご不明点は何でもご質問いただくことが出来ます。
治療内容に納得し、了承いただきましたら矯正治療の開始です。むし歯や歯周病を予防するためのブラッシング指導も行います。
診察と調整を行いますので、約3~6週間に1回のペ-スで通院いただきます。予約日は忘れずに通院しましょう。
矯正装置を外した後、歯が後戻りすることを防ぐために保定装置を付けます。2~6ヶ月程度に1回通院いただきます。