2018年7月5日
こんにちは!
今年は早く梅雨が明け、暑い日が続いていますね…。
そんなときは、冷たーいアイスクリームを食べると幸せですよね♪
私は今すぐにでも食べたい気分です!!
しかし、アイスクリーム等の甘いものには砂糖が使われていますので虫歯の原因になりやすいんですよね。
そこで 今回は、虫歯の原因にならない、砂糖と同程度の甘さの甘味料を紹介したいと思います!
それは、『キシリトール』です!
キシリトールは、白樺やトウモロコシの芯からとれる糖アルコールの一種で、砂糖と同程度の甘さがあります。虫歯を予防する天然甘味料として、北欧諸国で多用され、チューイングガムやタブレットなどに使用されています。
では、キシリトールはどのようにして虫歯を予防するのでしょうか?
まずは、簡単に虫歯がどのように作られるのかを説明します。
虫歯菌は砂糖をエサとして食べ、酸を作りだします。この酸によって歯が溶け出すことを脱灰といい、その結果 虫歯になってしまいます。
虫歯菌は砂糖と同じ甘さのキシリトールもエサと勘違いして食べてしまいますが、虫歯菌は歯を溶かす酸を出すことができません。
キシリトールは虫歯菌の栄養源にならないため、虫歯菌は生きていくことができず死んでしまうのです。
日常的にキシリトールを摂取することで、しだいに虫歯菌の数が減っていくので、毎日のおやつの代わりとして取り入れてみるといいですね!
またキシリトールはカルシウムと結合して運ばれることにより、歯の修復(再石灰化)も促します。
その他にもメリットがあります!!
吸収速度も遅いため血糖値の急上昇がなく、代謝するのにインスリンを必要としないので、糖尿病の人が摂取しても心配ありません。
カロリーは、砂糖の60%程度なのでダイエットにも効果的です!
ただし、一度にたくさん摂取してしまうと、下痢を引き起こすことがあるので気をつけましょう。
また、キシリトールの商品を購入するときは、キシリトールの含有量やキシリトール以外の糖質が入っていないかを確認してみましょう。
私がお勧めするのは、歯科専用のキシリトール商品で、キシリトールが100%配合されているものです。虫歯菌の活動を活性化させるような他の糖分は含まれていません。
キシリトールが95%含まれていたとしても、残り5パーセントに砂糖等の糖質が使われているだけで虫歯の原因になってしまいますので、パッケージをよく見てから購入してみましょう。